いやしからゆるしへ

By: 心理カウンセラー 井上幸子

以前ある方のことで凄く嫌な気持ちになっていた時に
本屋さんで見つけまして、その時心が軽くなった一冊の
本です。
 

 
 

相手を許すと、自分も許されるのです

 
いつの頃からか「癒し」という言葉が流行し、一般化しました。
私はこの言葉の使い方に疑問を覚えます。
たとえば人は、
「傷ついた私の心と体を癒してほしい」
という言い方をします。
その場合、決して自分の心を見つめようとせず、気持ちのいい
「癒し」を要求しているようで、単なるわがままのように思えるからです。
自分自身に対する「癒し」を求める心から、根本的な解決の道をみつけるのは、たいへん難しいと思います。
 
また、最近は、生活自体が子供中心になっているような気がします。
大人の生活の中に子どもがいるというのではなく、子どもの生活を中心にして
大人の役割があるような家庭が多い気がするのです。
あまりにも、今の大人は子どもに楽をさせすぎているように思います。
 
やさしさとは何か、思いやりとは何か、ここで、もう一度考え直したいと私は思うのです。
そのキーワードとして、ぴったり当てはまるのが「癒しから許しへ」です。
傷ついて癒されたいと思うよりも、いやな相手、にがてな相手、憎らしく思う相手を、
より大きなやさしさで許してあげること、これが今、本当に必要なことだと思います。
相手を許せば、自分のかたよった、物事にとらわれている心も解放され、自分自身をも許されることになるのです。
 
時が経てば、どうしてあんなことにとらわれて、目くじらを立て、きびしく、
相手にいやなことを言ったんだろう、と思う日が来るでしょう。
ほんの少しでも「許しの心」があったなら、お互いにうまくいったはずなのです。
 
最近の小学生、中学生の犯罪を見ても、ほんの少し「許しの心」があったなら、
事件は起きることなく、笑って中直りできたのでは、と思います。
昔の子供たちは、殴り合いのけんかをしても、ちゃんと節度を持って、
大事に至ることは、まず、ありませんでした。
そこには基本的に相手を許す気持ちがはたらいて、いつ許すか、
タイミングを考えながらけんかをしていたような気がするのです。
相手を許す気持ちは、人と人との関係がスムーズに円満になるための潤滑油のようなものです。
 
本書では、相手の立場になって考える、相手の行いを許す、という広い心を持てば、
単に自分が癒されることより、もっと大きな喜びがあるということについて書いています。
この「許しの心」こそ、多くの人に求めたいものです。「癒し」よりも「許し」。
これこそ今の社会に必要なのです。
 
平成十六年十月
松井恵慧
 
 

善も悪も自分の心が創り出すもの

 

人生は旅、人は旅人

私たちは過去、現在、未来を旅する旅人です。
その旅はいつ終わるか自分にはわかりません。
未来の世界で、誰にどういう形でお会いするかもわかりません。
旅の中で喧嘩をしたり、笑ったり、すねたり、喜んだりしながら人生の勉強をしていくのです。
 
そんな中で縁あって夫婦になり、兄弟姉妹になり、他人同士でも同じ町や村に住む
仲のよい人間になったりします。
でも皆さんは同じ人間なのに、なぜ、こうも考え方が違うのかと不思議に思うことがあるでしょう。
答えは簡単です。それはみな、心が違っているからです。
心は千差万別、一人として同じ心の人はありません。
 
問題は、自分の心をいかに良い方向へとコントロールしていくか、ということです。
 
しかし、人は逆に、自分の心に振り回されるときがあるのです。
現代は、自分の心を上手に使える人が少なくなったような気がします。
相手を憎んだり、腹を立てたり、ひがんで物事を素直に受け入れなかったり・・・・・。
それは相手のためにもなりませんし、自分の心も汚れていきます。
 
元々、生まれたときは、人の心は善でも悪でもありません。自分の心を善に向けるか、
悪に向けるかは、自分次第なのです。だからこそ、人生の旅の中でのさまざまな
出会いを大切にし、素晴らしい人々との縁に恵まれて、自分の心が善に向くようにしたいのです。
 
私は「出会い」という言葉をものすごく大切に思っています。
出会いは人を成長させてくれるからです。
出会いの中にも悲しい出会いがあります。しかしそれもあなたの人生の勉強なのです。
 
そうして、つらい思いを乗り越えることで、魂は一歩成長するのです。
一歩、寛容になれるのです。
一歩、人を許せる自分となれるのです。
出会いは、これまで知らなかった自分を発見できる貴重なきっかけを与えてくれるものです。
すべての出会いは、あなたの人生を今よりもっと豊かにしてくれるはずです。
 
人生の旅の中でのさまざまな出会いを大切にし、自分の心がより良い方へと向くように、
素晴らしい人々との縁に恵まれるように、常に心を磨いておきたいと思うのです。
 

いやしからゆるしへ
いやしからゆるしへ―やさしさこそ幸せへの道
「癒されたい」と思うのは自分勝手な欲。まず必要なのは相手を「許す」こと。
あなたが、やさしくなることから、すべてが始まります。
感謝の気持ち、自己主張ばかりでは嫌われる、
愛は無償などをテーマに語りかける。
 

 
この本を改めて読むことで、また成長できて感謝をすることができ、
出会いは、大切なものだ!と実感しました。
この本を、沢山の人たちに読んでもらいたいです。
 

 

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