幸せの引き出しを開けるこころのエステ

By: 心理カウンセラー 井上幸子

この本は、一昨年私が病気になる少し前に購入した本でした。
テレビ寺子屋に出ていた衛藤先生を拝見し、この先生に魅かれて本を読みたくなり、
購入した後病室でも読んでいました。

 

まえがき

「つらい、苦しい、悲しい・・・・・」と毎日私は、そういった人の心と向き合っています。
「悩み」は人それぞれに違い、ある人にとってなんでもないことが、当の本人にとっては
「死ぬほどつらい」ものであることがしばしばです。
しかし、さまざまな「悩み」に押しつぶされそうになっている話を聞くと、
ある「共通点」がそこに潜んでいることに気がつきました。

多くの現代人は、「フィクションの幸福」を追っています。
たとえば、「こういう状態だったら、これがあれば幸せになれるのに」
というタイプの思いがそれです。
「恋人がいたら幸せな毎日が送れるのに」「子どもさえいれば、こんな孤独感に陥らずにすむのに」
「お金さえあれば、こんなに苦労はしなくてもいいのに」などのように、自分の幸せは、
すべて環境や条件から与えられると思っているのです。

これではいつも幸せは、けっして自分自身ではコントロールできない、
「ラッキーかアンラッキーか」の偶然の産物になります。
これでは、癒しブームのように外の大いなる未知な力を借りたくなります。
現代社会はその不安定な心を利用する、カルト宗教のような心ない人たちもたくさんいるのです。

でも、自分の幸せは自分でコントロールできるのです。
ですが、「かくあるべき幸せ」を求めると、私がカウンセリングしている人たちのように、
悩みの迷路に 入り込みます。
そのために、この本は4章で構成しました。

まず第1章では、暗がりにある悩みの迷路に1つひとつ明かりを灯して、
行くべき道をハッキリさせる地図を示しました。
第2章では「悩みの正体は何か」ということを、第3章にそれらを心の外にしめ出し、
自分が新しく生まれ変わったように爽快になる方法をタイプ別に書きました。

最後に、幸せを摑むために、勇気ある一歩を踏み出そうとしているあなたへ、
私からのメッセージです。
あなたの悩みに直結する部分から拾い読みしても結構ですが、できれば全体を読み通し、
「心をどのように変えることが、幸せにつながる道か」に気づいていただ
きたいと思います。
(以下は省略)

第2章 「悩み」の正体を見極めましょう

~この心理が、あなたをがんじがらめにしている

現状維持
今日何回、「こんなものさ」と思いましたか?

どんなに偉い人でも、いつかかならず死にます。少なくとも人間は、
「いつか死ぬ」「人生は1回こっきり」という点で平等なのです。
違いが出てくるのは、その1回だけの人生をどんなふうに生きるかです。

足りない部分を数えて、イライラ、カリカリして終わるのも人生だし、
「どうせ生きるのなら、思いきり楽しんで生きよう」と
何事もプラスに考えて生きていくのも人生です。

後者のように考えられる人は、人生を積極的に楽しもうとしていますから、多少のリスクがあっても、どんどんトライして、新しい価値観を見つけていきます。
それができない人は、「現状維持」に汲々としているタイプです。
固定した価値観、傷つきたくない気持ち、気楽でノーストレスな人間関係に安住していたい、
または目をつむって現状で我慢する、そういったものが前へ進もうとさせないのでしょう。

でも、現状維持に甘んじ始めると、そこから「退歩」が始まります。
「もう自分はこのままでいいや」と決めたとたんに、
脳は成長するのをやめて衰退し始めるのです。

その結果、体が委縮し、けだるい感じになり、鬱状態によく似た体調になります。
おそらくボケがはじまるのも早いでしょう。
すべての進歩、成長を拒否して、自分が一歩も動こうとしないわけですから、
そのために「親が悪い」「不景気だから」「上司がアホだから」と理由を探し、
すべての結論を先延ばしにしていきます。確かに楽は楽でしょうが、
なんだか穴ぐらに逃げ込んだ動物みたいですね。

もっとも、こんなことを言っていられるのも、今の世の中が基本的には平和で安全だからです。
たとえば戦争になっているなどして、着の身着のままで逃げなければならないようなときに、
「親が悪い」「政府が無能」などとごたくを並べているヒ
マはありません。
必死になって動かないと、命が危ないのですから。
一見平和な時代に慣らされてしまったために、こうした贅沢なことを言っていられるわけです。

第3章 こうすれば、あなたの「悩み」は捨てられます!

相手の立場に立って、苦しみをわかろうとしてみる

コミュニーケーションで悩む人にとって必要なことは、「聞き上手」になるほかに、
「相手の立場に立って、相手の気持ちになる」ことです。
これはまた、いろいろな人から、それぞれの価値観を学ばせてもらうための姿勢でもあります。

どんなに相手の話を聞いていても、心の主体がいつも自分のところにあっては、
相手の気持ちになることはできません。「あなたなんかに、私の苦しい気持ちがわかるもんですか!」
というおきまりの台詞が飛び出してしまいますよね。
相手の立場に立つ、相手に気持になる、ということは、
「自分がその境遇になったら、どう思うのだろう」と考える、イマジネーション能力なんです。

「道路につばを吐くのはやめましょう」と言われても、吐いてる当人は平気な顔をしています。
でも、「人が吐いたつばの上を歩け」と言われたら、どうでしょうか。
煙草の吸い殻を道端にぽいぽい捨てる人は、自分の庭にゴミを投げ込まれたらどう思うでしょう。
「相手の立場に立つ」とは、そういうことを意味しているんです。

聞き上手なうえに、その相手の喜びや悲しみを共感できる人は、多くの人から好かれます。
相手の気持ちがわかるから、相手がほしいことを率先して実行することが自然にできるためです。
ただ人は、何かしてあげたくても、能力不足でできない、立場やタイミングが合わない、
もしくは時間、金銭に余裕がない、誰かに気兼ねしてできないこともあります。
そのような経験があると、他人に正義の刃、理想の刃で攻撃することも少なくなります。
それが経験の深さ、相手の苦しさも知るということです。
だから人は頭を下げて何かに祈るのです。

変えられることを変える勇気を
変えられないことを受け入れる心の平安を
神よ与えたまえ
(ニーバの言葉)

幸せの引き出しを開けるこころのエステ
幸せの引き出しを開けるこころのエステ : 夢をかなえるカギはあなたの中にある
大丈夫!すべてがきっと、うまくいく。仕事でも恋愛でも人間関係でも、“悩み”があるから、強くなれる。人は立ちどまり、涙を流したぶんだけ、生きる勇気がわいてくる。

この本は、心に関するテキストのように感じ幸せを自分でコントロールできるようになる!
と書かれているので、何かに悩んだら読みたくなる本です。

 

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