ワイルドクラフト(自然栽培)は、自然の生態をそのまま活かし、土の力を引き出す農法です。
 
農薬・肥料・除草剤は一切使いません。ワイルドクラフトの原点は、栄養豊かな、微生物がたくさん住む自然の土を作ることです。



理想の土とは

山の土を再現した、自然そのものの土。肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としない。生命たちの営みがつくった、バランスのとれた豊かな土。これがワイルドクラフトの基本です。

 
 

土のつくりかた

  1. まず、大豆を植える
  2. それから、野菜などの作物を育てる
  3. そして、雑草を育てる
  4. 結果、雑草は邪魔者ではなく、土を作る基礎になる

 

「大豆を植え、野菜を植え、雑草を育てなさい。そうすれば、永遠に農業は可能である」
ゲーテ

 
 

1.大豆を植える

20140618_02なぜ一番最初に大豆を植えるのか?
 
それは、痩せた土地でも育ちやすいことと、大豆の根に共生している根粒細菌の力で、窒素が固定されるため、土地が豊かになるからです。
 
大豆は土にとっても、優れた栄養分となってくれます。豆のほかにも、サツマイモ、ジャガイモ、サトイモなどのイモ類、ライ麦などの麦類が、痩せた土地では作りやすいようです。

 
 

2.野菜などの作物を植える

20140618_03その土地その土地の性質にあった野菜を植えます。
 
耕していた畑から自然農に切り替えたばかりのときや、荒廃農地をこれから使うときなど、今の畑がどんな状態になっているのか、そこに生えている草の姿を基準に考えます。
 
 

A. 日当たりがよく乾燥しているところは、ススキなどのイネ科の植物が目立つ。
 

B. ハコベ、ホトケノザ、ナズナなど、一年草の種類が多いところは、適度な湿り気がある。豊かな畑の状態になっているので、どんな野菜も作れる。
 


 
C. ドクダミ、三つ葉などが生えているところは、少し日陰で湿り気がある。このような畑には、ショウガ、フキ、サトイモなどが向く。
 

D. セリ、ガマ、ショウブ、ヨシなど、水田や湿地に生える草がある場合は、排水を図って畑に転換するとすぐに弱まる。そのまま使う場合は、レンコンやクワイなどが向く。

 
 

3.雑草を育てる

20140618_04草が大きく育っている場合は、足元は豊かで養分がたくさんあります。
 
ただし、ススキやササのように強く勢いのある宿根性の多年草が生い茂っているときは、地をはって育つ作物や、背の低い作物は、すぐに草に覆われてしまうので、こまめに草を刈るか、あらかじめ背が高く育つ作物を選ぶようにします。
 
今まで耕して草を抜いていた畑の場合は、土がいったん硬くなり、草の種がすくなくてなかなか草が生えてこない、やせた状態になっています。最初の数年は育てられる作物の種類が限られるので、マメ類・麦類・イモ類などを作り、草や虫たちの生命活動が盛んになるのを待ちます。
 
草があまり生えていないような畑では、必要に応じて土手の草を運んだり、米ぬかや油かすを補います。2~3年経てば、草の種類が増えて、硬い草から軟らかい草に変化する。そのような草の状態になれば、畑にも適度な湿り気が保たれて、どの作物でも作りやすくなります。
 

 
 

4.土の基礎となる

やせた場所ほど時間がかかりますが、着実に軟らかくて豊かな畑がつくられていきます。
 
 

参考

誰でも簡単にできる! 川口由一の自然農教室
地球に生まれたあなたが今すぐしなくてはならないこと
 

 

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