フィンランドの名物お菓子であり、世界一マズイ飴と日本人から絶賛されるリコリス(サルミアッキ)。飴というよりはグミに近く、サルミアッキに関しては、松ヤニやアンモニアの味がするという嫌がらせのようなクソマズさ。でも好きな人はめちゃめちゃハマるというミラクルさも兼ねている。
 
このマズさしか感じないリコリスを手作りしたならば、きっと幾ばくかおいしくなるに違いない…。そんな淡い期待を胸に抱きながら挑戦することをオススメします。



 

自家製リコリスの作り方

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材料(20個分)

無塩バター 大さじ4
グラニュー糖 1/2カップ
メープルシロップ 1/4カップ ※1
練乳 1/4カップ
糖蜜 
大さじ2
コーシャソルト(塩) ひとつまみ ※2
全粒粉
 大さじ6
食品着色料(黒) 小さじ1/2 ※3
アニスエキス 大さじ3/4 ※4
 


※1
引用元ではコーンシロップを使用していますが、当ブログではメープルシロップで代用しています。
Youtube:高果糖コーンシロップ(ブドウ糖 – 果糖シロップHFCS)の危険性
 

※2
Amazonで購入できます。
モートン コーシャーソルト 1.36kg
普通の塩でも代用できますが、その際は少なめにしてください。
 

※3
Amazonで購入できます。
私の台所 粉末食用色素 黒 2g
 

※4
トウシキミならAmazonで購入できます。アニスはなかなか手に入れにくいと思うので、トウシキミ(八角)で代用してください。
ユウキ 八角 30g
 

トウシキミの果実を乾燥させたものを「八角(はっかく)」「スターアニス」などと呼びます。アニスと似た甘い香りがします。
 
レシピ内でのアニスの役割はたいてい香り付けと相場が決まっているので、私のようなズボラ人間的には、まぁ別に入れなくてもいっか、っていう代物ですが、入れないと風味がだいぶ変わってしまうと思います。

 
 

作り方

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1.クッキングシートをパウンドケーキの型(サイズはだいたい23×13×8cmくらい)に、シートが型からはみ出すように敷く。
※写真は硫酸紙を使用しているため、底に薄くバターを塗っていますが、クッキングシートを使用すればバターは不要です。お好みで塗ってもOK。
 

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2.鍋にバター、砂糖、メープルシロップ、練乳、糖蜜、塩を入れる。調理用温度計で温度を確かめながら、穏やかに沸騰するくらいの弱火で、混ぜ合わせる。ダマにならないよう、ゴムベラでよくかき混ぜる。
 

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3.温度が100度を超えたら火を止め、すぐに全粒粉と食品着色料(黒)を加え、かき混ぜる。完全に混ざり合ったら、アニスエキスを加えて混ぜ合わせる。
 

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4.1の型に流し込み、冷蔵庫で30分間冷やす。
 

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5.クッキングシートごと取り外し、正方形に切り分けたら、完成。
 

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参照:文章は抄訳です。
How to Make Black Licorice From Scratch
Photos by Christina LaneDessertForTwo
 

自家製リコリスだったら、なるべく余計なものを入れずに、自分の好みの味に近づけることが可能です。手作りして、あの劇マズな味を和らげましょう。
 
ゼラチンが入っていないので、売っているリコリスよりも柔らかく仕上がります。固めが好きな人は、材料にゼラチンを加えてください。
 
 

「リコリス」と「サルミアッキ」の正体

 

リコリス(licorice)

リコリス菓子(リコリスかし、licorice candy)とはスペインカンゾウ(リコリス、甘草の一種)の根およびアニスオイルで味付けされた菓子である。
 
北アメリカやヨーロッパで古くから親しまれ、子供から大人まで幅広い人気がある。食感は飴よりグミに近く、光沢を帯びた真っ黒な色をしている。黒い色は食品着色料カーボンブラックで着色される。
 
グミの様な歯ごたえはゼラチン、光沢は蜜蝋を添加することで出している。
 
 

サルミアッキ(salmiakki)

フィンランドのサルミアッキのハードキャンディ

※フィンランドのサルミアッキのハードキャンディ

サルミアッキ(フィン語 salmiakki)は、リコリスと塩化アンモニウムで味付けした菓子である。
 
塩化アンモニウムによる強い塩味とアンモニア臭があるのが、通常のリコリス菓子と違う特徴である。色は通常のリコリス同様、黒に近い暗褐色である。
 
その他の食品や酒の味付けにも使われ、特に北欧5ヶ国では代表的な菓子である。
 

参照:
リコリス菓子:Wikipedia
サルミアッキ:Wikipedia
 

まとめると、リコリスとはゼラチンを使った真っ黒いグミのようなお菓子で、そこに塩味とアンモニア臭を加えたものがサルミアッキ。
 
日本人の味覚には合わない場合が多く「タイヤのゴムのよう」などと評されている。

 

 

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