自然栽培の今後の展望

自然栽培の今後の展望

By: まほろば自然彩園

「自然栽培は生産量が低いから食糧危機を招く」という方がいますが、日本の食糧は足りないどころか余っているのが現状です。

 

日本国内における年間の食品廃棄量は、食料消費全体の2割にあたる約1,800万トン。このうち、売れ残りや期限切れの食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は500万トン~800万トンとされています。
 
これは、我が国におけるコメの年間収穫量(平成24年約850万トン)に匹敵し、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(平成23年で年間約390万トン)を大きく上回る量です。
 
また、日本人1人当たりに換算すると、”おにぎり約1~2個分”が毎日捨てられている計算となります。
 
もったいない!食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らそう|政府広報オンライン
食品ロスの削減・食品廃棄物の発生抑制|農林水産省

 

日本は食糧を大量に輸入して、大量に捨てているんです。つまり、現代の日本国内において自然栽培が原因で食糧危機を招くというのは、ちょっと飛躍し過ぎかなと感じますね。



自然栽培の生産量は慣行栽培に引けをとらない

秋さまが実践した数多くのテストの結果、品種などに違いはあるものの、多くの作物で慣行栽培の70~80%の生産量を上げることが可能であることがわかっています。
 

農薬も肥料も使わずに、これだけの生産量を上げ、おまけに慣行栽培の作物に比べて栄養価も高く、自然災害にも強いのです。コストパフォーマンスは相当に高いといえます。

 
 

地産地消が促進

自然栽培の今後の展望
 

水でも塩でも作物でも、生まれ育った土地のものが一番カラダに合うといわれています。慣れ親しんだ旬の食物を消費することは、人にとっても作物にとっても健全です。
 

また、野菜は収穫してすぐが最も栄養価が高く、効果的にエネルギーを摂取できます。輸送に時間がかかるほど、その栄養価は下がり続け、野菜本来のエネルギーが抜けていきます。スーパーなどで並んでいる作物で、ぐったりとした野菜を見ることがありますよね。あれはエネルギーが相当に抜けてしまっているのです。
 

栄養価が低い野菜で新鮮な野菜と同等の栄養をまかなうためには、より多くの量を食べなければなりません。それにより、結果的には食べ過ぎになってしまいます。食べ過ぎは健康的にもよくはありません。
 

フレッシュな食物を日常的に頂くことは、わたしたちの健康面にとっても、とても大切なことなんです。
 

消費者の健康意識の高まりと共に、地産地消が見直されつつあります。自然栽培の作物を、最も栄養価の高い状態でいただく。そんな時代が近い将来くるかもしれませんね。
 

価格が安い

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自然栽培は肥料も農薬も必要ありません。慣行栽培に比べれば生産量こそ低いものの、初期投資をほとんど必要としない分、価格が安く抑えられるようになります。
 

もちろん手間暇は格段に増えるでしょう。しかしそれを差し引いても、自然栽培の作物は本来安くあるべきものです。
 

消費者の食への関心が高まり続けている昨今、自然栽培の作物を求める消費者は今後、確実に増加していくと思われます。それに伴い、いまでこそ一握りしか存在しない自然栽培農家たちの数も、どんどん増えていくでしょう。
 

自然栽培がごく自然に社会に受け入れられるようになったとき、自然栽培作物は安く適正な価格に落ち着いていきます
 

今は農家たちのチャレンジの時期なので、自然栽培での農業経営が安定するまでは、作物に高値を付ける農家もいるでしょう。しかし彼らの挑戦があってこその自然栽培です。社会に自然栽培が受け入れられ、多くの農家が自然栽培に取り組むようになったとき、みなさんの手元に、安くておいしくてパワフルな作物が、カンタンに届くようになっていくことでしょう。
 

TPPはある意味それを後押しするでしょうね。
 
 

良い物が良いと当たり前に言われる時代

多くの専門家が現代人の食べ過ぎを指摘しています。近年増加傾向にある糖尿病やガンは、栄養の摂り過ぎも要因の一つといわれています。元々が食べ過ぎなんですよね。
 

これまでは社会のシステム上、わたしたち消費者に知らされずにきたことも、今はどんどん明らかにされてきています。ウソも秘密も隠しておくのが難しい時代になりました。
 

それだけ消費者が真実を求めるようになったということです。
 

自然栽培には、まだまだ未知なる可能性がたくさん秘められています。
 

消費者の目が厳しくなってきた今こそ、本当の意味で自然栽培の真価が試されるときなのかもしれませんね。
 



 

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