こんばんわ。わたなべでございます。
みなさんは、いらなくなったモノをどうしてますか。
捨てる?とっておく?誰かにあげる?
捨てることができる人は、めちゃ凄いです。
私はモノを捨てるのがとにかく苦手でした。
これまでも割と不要物に囲まれた人生を送ってきたような気がします。
今まではそれでも問題なかったのですが、去年ついにモノの量が限界値に達し大変なことに。
これはまずい。
そう思った私は一発奮起し、これまでモノを溜め込み続けた反動もあってか、人が変わったようにモノというモノを一気に捨てまくりました。
当時その様子を目撃していた友人が今だに、「あれは人間じゃなかった…」と酒が入った時などたまにマジ語りするという。
そんなこんなで、今は定期的に必要な物と不要な物を見直すようになりました。
この体験のおかげで気付いたことがいくつかあります。
この記事の「目次」
モノが多いと無駄な出費が増える
当時、私の部屋はゴミ屋敷といっても過言ではないほど、大量のモノに占領されていました。引越して数ヶ月。ダンボールを部屋いっぱいに放置したまま、それにもいつしか見慣れ、おかしいとも思わず過ごすようになっていました。すると、
「必要な物が物理的に探せない」 → 買う
「うちにあることを忘れる」 → 買う
と、無駄な出費が増えてくる。もっと酷くなると、
「必要な物が精神的に探せない」 → 買う
となる。うちのどこかにはある、でも買った方が楽。
そうやってまた無駄なモノが増えていく・・・。
ゴミがゴミを呼び、無駄な出費と行動を繰りかえす負のスパイラルへ。
モノが多いと脳がやられる
モノが多いとなぜか色んなことが億劫になる。やる気も出ない。頭がぱっとしなくて、人との約束を忘れたり。
決断力が低下し、益々いらないものを溜め込む・・・。
運が下がるからゴミが溜まるのか、ゴミが溜まるから運が下がるのか。「部屋は心を表す鏡である」とはよく言ったものです。金運、仕事運、恋愛運、成功運、健康運、が一気に低迷していく感じといいますか。
うつ、ノイローゼ、引きこもりみたいな精神的問題を抱えた人の部屋は、必ずいらないモノがたくさんあるというけど、なんか納得。ぎゃーー!
必要・不要・仕分けの3つに分けると本当のゴミが見えてくる
よく断捨離の本などに、「迷ったら捨てろ」と書いてありますが、迷ったら捨てろ、と言われましても、私のような捨てられない人間は迷いっぱなしです。
そんな時は迷ったモノを入れる為の箱(「仕分け」と名付ける)を用意し、迷ったらとりあえずこの箱に入れときます。確実に不要なゴミは「不要」の箱に、必要な物は「必要」の箱と、どんどん振り分けていく。あとで「仕分け」の箱に入れたモノをもう一度同じ手順で振り分ける。
捨ててるうちに、だんだんと「仕分け」に入ってるモノも、ゴミに見えてくるんです。
なんであんなに大事だったのかさえ、分からなくなっちゃうから不思議ですよ。
貧乏人の家にはモノが多い
ドラマや映画で貧乏な家を演出する時は、ごちゃごちゃとモノをたくさん置き、逆にお金持ちの家を演出する時は、モノを少なくスッキリさせるといいます。
ごちゃごちゃいっぱいある家は「貧乏人の家」なんですね。
事故る車には特徴がある
事故る車には特徴があって、9割がたは余計なモノが置いてあったり、とにかく車の中が汚い。きれいにしている車で事故に遭うというのはあまりないんだそうですよ。
それと殺人事件や何かの事件があると、マスコミの人たちが現場に取材に行くけど、ベテランになってくると外から見ただけで、どこの家で事件があったかすぐに分かるそうです。事件の起きた家はベランダとかがゴミだらけ、モノがごちゃごちゃ置いてあったり、とにかく汚くしているからと。
まとめ
ゴミを捨てるとお金が貯まるのは必然
モノを捨てはじめると分かるのですが、実は8割がた、いらないものだったりします。「自分にとって本当に必要なモノって、たったこれだけなんだ」と気づきます。
そしてモノを購入するとき、とても慎重になります。とくに大物家具の購入などは、場所を取るぶんかなり慎重になります。「本当に必要なのか?」「今持っているもので代用できないか?」「購入することで何を得ようとしているのか?」と、よく考えます。
本当の本当に必要なものだけしか買わないから、おのずとお金が貯まります。
また、清潔で整然とした住環境が手に入るわけなので、病や災難を引き起こしにくくなります。つまり余計な出費を防ぐことができます。
脳がシャキッとするので、うっかりミスや物忘れなんかも格段に減るでしょう。
自分というものがハッキリと見えてきて、「自分にとって何が一番大切か」が分かるようになります。だから流行やメディアに惑わされることなく、常に大切なものだけを選び取っていける。だからチャンスもつかみやすくなる。
ゴミを捨てるとお金が貯まるのは必然といえるわけです。
「整理する」ではなく「捨てる」
やはりなんといっても、これが基本ですね。モノの数そのものを減らしてしまうことが、一番の片づけです。
分かりやすいゴミを捨てることで、次のゴミが見えてくる。次のゴミを捨てることで、さらに次のゴミが見えてくる。そうやって少しずつ自分の核心に迫っていくんです。
「要ると思っていたものが本当はゴミだった」という発見は断捨離の過程でよく起こります。
「これは大切なもの」「これは捨てられない」と思い込んでいたけれど、本当に捨てられずにいるのはモノじゃなくて、自分の執着心だったってことに気づいたり。
うーん、断捨離は奥が深いですなぁ。