「類は友を呼ぶ」現象はなぜおこるのか?量子力学の観点から考察

私たちをとりまく全ての物質は、それぞれを構成する分子から成り立っています。それらを構成する分子は原子によって形作られ、原子は電子、中性子、陽子からできています。そして電子、中性子、陽子は、固有の振動波を持っています。



全てのものは振動している

2013080701
 

量子力学では、分子から成るこの世のすべての物は、振動していることが分かっています。
 

そして、すべての物体は、それぞれ違う振動数を持っています。

 

水は水の振動。
人間は人間の振動。
植物、動物、空気、音・・・。

 

みんなそれぞれに振動数が異なります。

 

そしてこの振動数は、近ければ近いほど引き合うという性質があるのです。
これを、共鳴現象といいます。

 

共振=共鳴現象
 

音波は空気の振動、電波は電磁界の振動、地震波は大地の振動です。あらゆるものは固有振動数をもっていて、外部からの振動周期と合うと共振(共鳴)して振幅が大きく高まります。 引用元:TDK株式会社

 
 

感情は伝染する!?

 

思考は脳内のシナプスを介して行われるエネルギーの流れで、電子の働きによるものだと解せば、思考もまた、振動していると言えます。

 

精神が健全な時は、他人の影響をあまり受けません。

 

しかし、たとえば自分の心に余裕がなくイライラしているときは、
横の人のイライラと共振し、ますますイライラがつのります。
 

逆に明るい人がいると、部屋全体が明るくなります。

 

人は自分で思っている以上に、自分の精神状態や考え方が周りに影響を与え、周りの人にも影響を与えられています。

 

周りにいい影響を与えることは、結果的に自分自身に良い影響を与えるということです。

 

そう考えれば、因果応報というのも分かる気がします。