体に優しい座り方は? (床編)

整体院で勤めていた時に、床での正しい(良い)座り方を知りたいという方がたくさんおられましたので、参考にしていただければと思います。



あぐら?正座?横座り?体育座り?

 
そもそも、靴を脱いで家に上がり、床の上に座るという日本の生活様式は、
世界でも極めて珍しい生活様式ですね。
 
taiikusuwari agura

座り方~pon さん的見解~

  1. 横座り (お姉さん座りとも言いますね) ・・・・ NG

    骨盤を歪め、背骨の湾曲を招きます。ウエストラインのくびれにも影響するので、
    女性の敵・・・

  2. あぐら ・・・・ NG

    脚を重ねているため、骨がねじりやすく、背骨は曲がり前傾姿勢になるため、
    背中、腰に大きなダメージ。

  3. 体育座り (三角座り) ・・・ NG

    骨盤が開いてしまう姿勢です。
    脚が歪むのもありますが骨盤が開いてしまい、下半身が太りやすくなってしまいます。
    体育座りをするときは意識しておしりが開いてしまわないように
    おしりをキュッと締めてから座ったほうが良いですね。

  4. 正座・・・・ 

    骨盤が立ち背筋が伸びます。
    全身の筋肉が緊張するので、脳にも良い刺激がいきます。
    しかし、膝には大きな負担・またO脚の原因にもなります。

ここまでの座りかたを総括すると、なるべく床には座らない?! ( ̄□ ̄;)!

そうはいっても、床に座ることが多い日本人。そんなの無理です。
 
同じ姿勢を続けるのは体に負担をかけるので、
なるべく細目に座り方を変えていくことをお勧めします。

 

その他の座り方

 
・抱え膝座り
・立膝
・片膝立ち
・歌膝 (歌膝。片膝だけを立てて他方はあぐらのようにして座る。
     朝鮮半島の人が今でも普通にする座り方。)
・結跏趺座 (けっかふざ)
・亀居(割座)
・跪座
 
色々な座り方がありますね。
個人的には、体育座りが落ち着くのですが。
 
今度は”椅子の座り方編”でお会いしましょう。