わたしは野菜の中でもスイカがことのほか好きで、夏になると毎日のように様々な産地のスイカを買ってきては、おかず代わりに食べるのが日課です。
真夏のピークにもなるとご飯代わりにスイカを食べるほど、スイカが好きで好きでたまりません。
わたしが尊敬する秋さまこと木村秋則さんが、メロンのみをおかずにご飯を食べるという奇妙な味覚の持ち主なのですが、わたしも異様にスイカが好きなことを考えると、秋さまの味覚も実はさほど奇妙なことでもないのかな?と思います。
これまで何の気なしに食べてきたスイカですが、今回はスイカの薬効について掘り下げてみたいと思います。
スイカの薬効
スイカは90~95%が水分で、ビタミンA、B1、B2、Cのほか、カルシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラル類、グルタミン酸やアルギニンなどを含んでいます。
むくみ、尿道炎、ぼうこう炎、高血圧、たん、口内炎などに効果があるといわれています。また、美肌、美白、ダイエットなどにも効果を発揮します。
腎臓病の妙薬
スイカは昔から腎臓病の妙薬として知られてきました。これはスイカに体のむくみを取り除く利尿作用があるからです。また、スイカには血流を改善するのに効果的なシトルリンが含まれているので、手足のむくみの改善が期待できます。
むくみは腎臓病だけでなく、心臓病や高血圧からくる場合があります。また、妊婦や水分の摂りすぎ、偏った食事などが原因でむくみを生じることがあります。
いずれにしても、スイカには体内の水分を排泄する作用があるのでむくみには絶大な効果を発揮します。
やっかいな口内炎にも
しぼり汁を口の中に1~2分含んで吐く、ということを日に数回繰り返すことで口内炎の熱がとれ、痛みが和らぎます。
コレステロールを減らす
漢方では、スイカの皮は重要な薬の材料で、コレステロールを減少させたり、血管を拡張させる作用をもっています。
熱中症予防
牛乳の水分が87%に対し、スイカはなんと95%も水分を含んでいます。他にも、スイカには糖分やミネラルも含まれているので、微量の食塩を加えるとスポーツドリンクとおなじような効果が期待できます。
スイカの美容効果
美肌・美白効果
1.スイカに含まれるビタミンA(B-カロテン)が、新陳代謝を促し肌の健康を保つ。
2.豊富なリコピンが、美肌を損なう活性酸素を除去する。
3.ビタミンCが皮膚の弾力性を保つコラーゲンの形成に関与しており、シワの予防効果も見込まれている。
ダイエット効果
スイカのカロリーは100g当たり37kcalで、ゴボウの100gあたり65kcalよりも格段に低いのです。スイカに豊富な水分や食物繊維で満腹感を満たせるので、ダイエットのリバウンド予防効果も注目されています。また、生鮮スイカはカロリーが低く食物繊維を含むので、食べすぎで太る心配はありません。
感服いたしました
微量の塩を加えるだけでスポーツドリンクと同じ効果って!スゴすぎる!スイカにこれほどの薬効があったとは驚きです。今年の夏は、これらの効果を意識しながらスイカを食べたいと思います。
オススメのスイカはこちら
糖度12度以上のスイカはかなり甘い部類に入るのですが、こちらのスイカの糖度は、去年の測定で驚きの13度超え!農家さん曰く「今年のはもっと甘くなりそう」とのこと。
かの有名なブランドスイカ「でんすけスイカ」でさえ糖度11度なので、いかに甘いかがわかります。
また、これはすべてのスイカにいえることですが、サイズが大きければ大きいほど、甘いものなのだそうです。
参考
『スイカの底力を知ろう!』 – 株式会社萩原農場
『健康に良い免疫力を高める食べ物 すいか』 – 健康で免疫力を高める食べ物・栄養食品効果効能ナビ