自然栽培は農家ごとに手法が異なる

これまで自然栽培(自然農法)について様々な観点から学び、様々な農家さんたちの話を聞いてきました。
 
自然栽培と一口にいっても、実践者ごとに異なった手法や信念があり(みんなバラバラ)、そのため話を聞いていると時折混乱することもあります。

 
師匠を見つけて学んだ人もいれば、完全独学で成功させた人もいる。
自然栽培の成功率は、作る人・作物の種類・環境に左右される。
 
なんとなく「こういう条件の時は成功しやすい」というのはあるけれど、
これといった明確な答えはない。
 
それが自然栽培の難しさであり、楽しさでもあります。
 

 

自然栽培の定義はない

自然栽培は法律(JAS法等)で明確に定義されているわけではありません。
ただ特徴としては2つ上げられます。

  1. 農薬を使わない
  2. 肥料を使わない

※詳しくは、「「慣行栽培」「有機栽培(オーガニック)」「自然栽培(ワイルドクラフト)」の違いと特徴」を御覧ください。
 
 

農家ごとに異なる手法

上記の特徴を満たしていても、人によって、作物によって、その手法に違いがあります。

  1. 草を刈る or 刈らない
  2. 耕す or 耕さない
  3. 機械を使う or 使わない

草を刈る人もいるし、刈らない人もいる。
耕す人もいるし、耕さない人もいる。
機械推奨派もいるし、機械反対派もいる。
 

ですがどれも「自然栽培」として、ひとくくりにされています。
 
 

「奇跡のリンゴ」木村秋則さんの考え

たとえば私の大好きな秋さまは、
 
草は土を育み、作物を病気や災害から守ってくれる大切なもの。機械は土を踏み固め、草や作物の根を痛めてしまうから使わない。作物が子供みたいに可愛い。
 
そういって作物に愛情をかけていました。
 
私は秋さまのそうした姿に胸を打たれましたし、そんな秋さまだからこそ、たくさんの人に愛され、応援されるんだろうなぁとも思います。
 
秋さまは人間だけでなく、植物や宇宙人など、あらゆる「命あるものたち」に愛されている感が否めない、なにやら色んな意味でアッパレな人です。
 
 

みんな正しい

農業とは子育てのようなもので、コレが絶対正しいというのはありません。
機械を使うからといって、愛情をかけていないわけでもありません。
そもそも愛情をかけなければ、成功させるのは難しいのが自然栽培です。
 
「愛情」は自然栽培の大きなキーワード。
 
自然栽培ほど、生産者のマインドが明暗を左右するものはないでしょう。
愛情をかけた分だけ作物は答えてくれるのです。
 
作物ひとつひとつの個性とどう向き合うのかを考えることも、
作物を育てる楽しみかもしれません。
 
 

強い信念

自然栽培に携わっている農家さんたちは、
とても強い信念を持っている人たちばかりです。
 

・自然栽培を選択することは、
 現時点で最も安全性の高い作物の生産法を選択すること。
 

・自然栽培を選択することは、
 作物が本来あるべき姿でのびのび育つ手助けをすることであり、
 健全な世界を作っていく手助けともなること。

これらを確信しています。
その強い信念が、農家たちを挑戦へと突き動かしているように思うのです。

 
 

最後までお読み頂き感謝します。
 

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