トマト缶と生のトマト、栄養価はどっちが上?

以前の記事「え、こんなに効くの?!トマトのリコピンに絶大なる美白・美肌効果あり!」にて、トマトにはすさまじい抗酸化作用が秘められていることを書きました。今回は、トマト缶と生のトマトの栄養価を比べたいと思います。

 

 

トマト缶と生のトマト、栄養価比べ

トマトホール缶に使われているトマトは、「加工用トマト」です。この加工用トマトにはリコピンβカロチンビタミンC食物繊維などを「生のトマト」より多く含んでいます。
 
あの真っ赤な色はリコピン酸の赤で、加工用トマトは生食用に比べてリコピン酸を約2~3倍も多く含んでいます。リコピン酸には優れた抗酸化作用があり、βカロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上とも言われています。ガンの予防やアレルギー反応の抑制にも効果があります。
 
 

しかし、「生のトマト」にしか含まれていない酵素は、ホールトマトにすると失われてしまうそうです。
 
それと植物が本来持っているパワーというか、エネルギーがあるのですが、加工品にするとどうしてもそのエネルギーが低くなってしまいます。
 
大地のパワーを取り込むなら生が一番ですし、より高い栄養を得るならトマト缶を使用するのが良いですね。