長時間座っているのは体に悪いとか、寿命が縮むなどとは、皆さんも聞いたことがあるかとは思います。特にデスクワークの人は長時間座って仕事をすることが多いと思います。自分もそうです。
健康が気になるので、家で仕事をするときに立って仕事をするようにしてみました。
座りっぱなしがカラダに及ぼす影響
腰痛
座っている姿勢が腰痛に最も関係し、良くない座り方は腰椎と骨盤の関節に負担をかけます。例えば立っているときに比べ、座っている状態では1.4倍、悪い座り姿勢では約2倍の負担が腰にかかると言われています。
竹谷内医院カイロプラクティックセンター
寿命を縮める
6時間座っていると死のリスクが40%増大する!1時間のデスクワークで寿命が22分も縮む!など、糖尿病、心血管系の疾患などを引き起こす「座りすぎ」の害は、喫煙並であることが分かっています。
http://bizmakoto.jp/
肥満
太っている人は、やせている人に比べて1日に2時間半長く座っているとのこと。また、現在のアメリカ人の3人に1人は肥満ですが、1980年から2000年の間で運動頻度は変わっていないのに座っている時間は8%長くなり、その結果肥満は倍増しました。なぜなら、座っているときはほとんどエネルギーを消費しないからです。「長時間座り続けなければ良い」というものでもなく、「座ること」がもたらす害は、座った瞬間から始まっています。
「1日に6時間座っていると死のリスクが40%増大する」など、座りっぱなしのデスクワークがもたらす弊害と解決法
体を破壊
デスクワークが中心の仕事をしている人は立ち仕事が中心の人に比べて心臓病になる確率が2倍になるそうです。また、座った瞬間に足の筋肉からの電気信号が止まり、代謝によるカロリー燃焼率が毎分1kcalほどまで下がってしまいます。さらに脂肪分解酵素「リパーゼ」による脂肪燃焼率も90%下がり、座ってから2時間が経過すると善玉コレステロールが20%減り、24時間経過した後ではインスリンの効果が24%減って糖尿病のリスクが上昇するそうです。
「1日に6時間座っていると死のリスクが40%増大する」など、座りっぱなしのデスクワークがもたらす弊害と解決法
立って仕事をするのはいいことづくめ

photo by 2年間イスに座らず立ちっぱなしで仕事をし続けるとどうなるのか?
- 姿勢が良くなった
- 脚の筋肉がアップした
- 背中痛がなくなった
膝、背中、おしりに痛みがでてくること、一日の終わりや週末に疲れがどっと出ること、仕事の生産性や集中力が落ちること、といった弊害はまったく出なかったそうです。
パソコンの位置を5インチ(約12.7センチメートル)高くすることで頭の位置が前に行くのを予防しつつ、キーボードの位置を胸の高さまで上げることで視線が15度下を向くようにアジャストしているそうです。
2年間イスに座らず立ちっぱなしで仕事をし続けるとどうなるのか?
私が実際に試してみた結果
良かった点
- 自然と足腰が鍛えられる。
- 便通が良くなり、腹の調子が良くなった。
- だらけにくくなり、集中力が向上した。
- 部屋のスペースを省スペースすることができた。(高めの台の上で作業をするため、下に多く物を置くことができる。)
悪かった点
- 腰に負担が掛かり、腰が痛くなってくる。(ただ、これは慣れていないのと姿勢が悪いのが主であると思います。)
ヒジの角度は90°が理想

photo by “立ったまま”のデスクワークが実は効率が良いらしい|NAVERまとめ
まとめ
慣れないうちは休みをちょくちょく入れながらやるのがいいと思います。
やはり立って仕事をするのは座って仕事をするよりは断然カラダにいいようです。
これからも家では立って仕事をしようと思います。
- 品名:1日6時間座っている人は早死にする! (ベスト新書)
- 価格:¥ 802
- 著者:坪田 一男
- 出版社:ベストセラーズ (2013/7/9)
- 座っている時間が長いと、運動しても太る!
- 腰痛は座りっぱなしによって引き起こされる!
- 立って考えると集中力が増し、アイデアがひらめく!
- 運動で遺伝子のスイッチが切り変わる!