音楽療法は古代から「心の薬」や「魂の薬」と呼ばれ、癒しに用いられてきました。音楽の持つメロディー、ハーモニー、リズムに波動を合わせて共鳴させることで、脳波のパターンに変化を与え、病気の治療や予防に役立てます。
癒しの音楽は様々ありますが、中でも話題となっているのがマルコニ・ユニオン作曲の「ウェイトレス(weightless)」という曲。
マインドラボ機関による2011年の科学的調査により、ウェイトレスが「これまでで最もリラックスできる曲」として認定されました。
『ウェイトレス(Weightless)』マルコニ・ユニオン作曲
Youtube:Marconi Union – Weightless (Official Video)
weightless = 無重力
ウェイトレスについて
- マルコニ・ユニオンとイギリス音楽療法学会の合同制作。
- マインドラボ機関の科学的調査(2011年)により「世界で最もリラックスできる曲」と認定された。
- 心拍数、血圧、コルチゾール(ストレスホルモン)を低下させることが判明。
- 音楽は他の5曲と共にアルバムとしてリリースされた。
モーツァルトやエンヤの音楽よりも、ウェイトレスを聞いた方が被験者たちのストレスレベルは低くなり、数人の被験者に至っては「強い睡魔を誘われた」と述べています。
科学的にリラックスできると実証された曲 TOP10
- Marconi Union – Weightless
- Airstream – Electra
- DJ Shah – Mellomaniac (Chill Out Mix)
- Enya – Watermark
- Coldplay – Strawberry Swing
- Barcelona – Please Don’t Go
- All Saints – Pure Shores
- Adele – Someone Like You
- Mozart – Canzonetta Sull’aria
- Cafe Del Mar – We Can Fly
via:dailymail.co.uk
1~3位は系統が似ていますね。
「病気の原因は魂の不調和である」
「音楽は魂を本来の姿に戻す」
「音楽は人の精神の乱れを癒やす」
by ピタゴラス(数学者)
「音楽にはカタルシス効果(心の浄化作用)がある」
by アリストテレス(哲学者)
「音楽は一人一人の魂の発展の一部である。音楽とは”生命を与える流れ”であり、魂と心をより偉大に解釈することによって、身体を無限なるものに合わせる時の基礎となるものである。」
by エドガー・ケイシー(霊能者)
「聴きたい音楽は、その時々の心理状態と同質である」
※気持ちが落ち込んでいる時は「落ち着いた音楽」を、興奮している時は「アップテンポな音楽」を聴くほうが良い。
by アルト・シューラー「同質の原理」
これらの言葉からも分かるように、音楽にはマインド、カラダ、スピリットに対し、大きな癒し・浄化のパワーを秘めています。認知症患者への音楽は良い刺激となり、QOLやADLが改善することも多いといいます。
また、寝る前に落ち着いた音楽を聞きたくなったり、ウキウキ・ワクワクするときに元気な音楽が聞きたくなるのは、アルト・シューラーの「同質の原理」が関わっており、音楽がその時々の感情に共鳴している点が面白いです。
リラックス効果が科学的に証明されたウェイトレスを含む10の音楽は、寝る直前に聴くサンドとしてはうってつけですね。
音楽は魂を本来の姿に戻す
こういった観点から音楽を生活の中に上手に取り入れ、活用してみると新たな発見があるかもしれません。