大半の方は風邪を引いたときは市販の風邪薬を飲んだり病院に行って薬をもらって飲んで風邪を治そうとするでしょう。自分も昔はそうでした。
しかし、そもそも風邪を治すのに風邪薬は必要なのか?ということを考えてなかったんですよね。
周囲に居る方ももちろんそうですし、世間的に見ても風邪を引いたら風邪薬を飲んで治すというのが一般的です。
今回は数年前より、風邪を引いても風邪薬を飲まないで治すということを実践してみてわかったことを記事にします。
この記事の「目次」
風邪薬は症状を緩和するだけであり、風邪を治すわけではない
総合感冒薬(そうごうかんぼうやく)とは、頭痛・発熱・のどの痛み・筋肉の痛み・咳・くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどといった、いわゆるかぜ症候群(普通感冒)の諸症状の緩和に効果を出すように解熱剤(解熱鎮痛剤)と鎮咳去痰薬・抗ヒスタミン剤などを複合した医薬品である。
風邪というのは特に薬を飲んだりしなくても自然治癒するものであり、総合感冒薬(風邪薬)というのはあくまで対症療法にすぎないため、それを飲んだとしても十分休養することが望ましい。
また鎮痛・解熱剤が含まれる総合感冒薬は、飲むとかえって風邪を長引かせてしまうことになる、とも指摘されている。風邪の時、人体はあえて体温を上げることで免疫力を上げている。それに逆らって解熱剤で不自然に体温を下げてしまうと、せっかくの免疫力が落ち、治癒が遅れてしまうのである。例えば白血球というのは病原菌を死滅させる作用があるのだが、体温が1度下がるとその働きが30%ほど落ちてしまうという。解熱剤(鎮痛・解熱剤)入りの総合感冒薬で体温を下げてしまうよりも、むしろそれを飲まないようにして、身体を暖かく(熱く)保って免疫がうまく機能するようにしたほうが、短い期間で治癒する傾向がある。
また、医師や薬剤師の了解を得ずに他の薬と併用すべきものではない。インフルエンザや急性中耳炎・急性副鼻腔炎などにも一時的に症状緩和などの効果はあるが、あくまで応急処置にしかなりえず、(風邪でなくそうした症状の場合は)早めに医師の診察を受けるべき、とされる。
まず、根本的に風邪薬(総合感冒薬)は風邪の諸症状(頭痛、のどの痛み、咳、くしゃみ、鼻水など)を緩和するものであって風邪自体を治すものではないんですよね。
体の免疫力によって風邪の原因になるウイルスを撃退して自己治癒しているので。
発熱するのも体の免疫力を上げてウイルス弱体化させて撃退させるためなので解熱剤で体温を下げてしまうとそれに逆らうことになるので自己治癒の邪魔をしてしまいます。
薬を飲み続けることで体の免疫力が下がり、人間が本来持つ自然治癒力も弱まり、逆に病気になりやすい体になってしまうということもよく言われていますね。
風邪を引いても風邪薬を飲まないで治してみてわかったこと
自分が風邪を治すのに風邪薬を飲む必要はないだろうと思い、数年ほど風邪薬を飲まないで風邪を治してみてわかったことを以下にまとめます。
高熱が出てもいずれは自然と熱は下がる
高熱が出た!ヤバい!下げなきゃ!と思う必要はないですね。体が免疫力を高めるために発熱しているため体を暖めて寝てれば自然と下がります。
無理に解熱剤で熱を下げても免疫力が下がるため風邪が長引きます。
自分は風邪で高熱(約39℃程度)がよく出ますが、体を暖めて寝てると次の日には微熱程度(約37℃程度)までだいたいいつも下がります。
微熱程度まで下がってからまた夜に熱が上がることもありましたが、次の日に熱が下がってからはもう熱は上がりませんでした。
過去に熱を下げようとしていたときはだらだらと39℃から38℃程度の熱がだらだらと続くこともよくありました。
無理矢理に解熱させていたために熱が長引いていましたね。
ただ、高熱が出ていると頭痛も酷いしでなかなか辛いときはあります。そういうときは冷やしたタオルでおでこを冷やしたり熱さまシートや冷えピタを貼って清涼感で頭痛を緩和していました。おでこを冷やす程度では体全体の体温を下げる程にはならないので頭痛を緩和するという目的で使うといいと思います。
熱が出ている時は断食して水だけを飲んでいた方が治りが早い
風邪を引いていると腹を下しやすかったり、吐き気もあったりしますし腹を下したり吐いたりすると水分も体力も奪われます。
また、食べ物の消化って実は大量のエネルギーを消費するんですよね。
体に風邪を治すことに集中させるためには断食して脱水症状にならないために水だけを飲んでいた方が余計なエネルギーを使わずに自然治癒力が高まって風邪が早く治ると聞いたので自分も熱が出ている間断食してみました。
なお、どうしても何か口に入れたいって時にはひたすら我慢するってのも精神的に良くないのでりんご、バナナやヨーグルト、果物ゼリーなどを軽く食べるときはありました。
実際に断食してみると、何も食べていないために体に力が入らないということもなく、むしろ熱が下がった後は体がスッキリするような感覚がありましたね。
そもそも熱が出ている間はほとんど空腹自体も感じないので体が食べ物を必要としていないってことなのでしょう。
熱が下がって体調が回復してくると自然と空腹も感じるようになってくるので空腹を感じるようになってきたら軽めの食事から体の調子を見ながら食べるといいと思います。
風邪を引く頻度は減って高熱が出る風邪しか引かなくなった
風邪薬を飲まなかったり、冷えとりで自己治癒力及びが免疫力が強化されたのか、風邪を引く頻度は減って高熱が出るような風邪しか引かなくなりました。
ここで疑問に思うのは症状が軽い風邪はどうなったのか?ということです。
症状が軽い風邪はどうなったのか?ということをよくよく考えてみると、風邪を引いていないように思えても実際は風邪を引いているんですよね。
どういうことかというと、たまになんか体調がおかしいな・・・風邪か?と思っていても数時間経ったり寝ておきると体の調子が元に戻っていたりむしろ以前より調子が良くなっていたりするんですよね。
自己治癒力及びが免疫力が強くなったために軽い風邪はすぐに治っているということです。
今回のまとめ
風邪は風邪薬を飲まなくても治るし、むしろ風邪薬を飲まないほうが早く治りました。
また、断食して水だけ飲んでいた方が治りも早かったので今後も風邪を引いたときは風邪薬を飲まずに断食して治していこうと思います。
ただ、数日間ずっと高熱が続くなど明らかに風邪の症状とは異なる場合は風邪以外の病気の可能性があるためにそういう時は病院に行って診察を受けようと思います。
(病院に行って風邪と診断されたら薬は飲みませんが。)